中日本アレクサンダーテクニーク教室
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教師プロフィール

河野広昌

一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会(ATK)理事
ATJ名古屋校アレクサンダーテクニークコース修了
(意識調整教師コースは2018年卒業予定)

1986年生まれ。 小学校1年までは千葉県に住み、その後富山県に移る。 ピアノを4歳から習い始める。 ゲームやパソコンが好きで、高校生時代は情報工学を学びましたが、学業よりも音楽やテニスに一生懸命でした。

それまでは友だちも結構いたし、毎日楽しく過ごしている割と明るい子だったと思います。しかし、なぜか高校2年生の夏頃から徐々に物怖じするようになり、なんとなく情緒不安定になり、対人関係もうまくいかず、閉じこもりがちになりました。仲良かった友達にも「なんか変だよね」とか言われ、学校へ行きたくないのでサボって海へ行ったり、図書館に一日中こもったり。急に自分がどうしてしまったのだろうとわからなくなり、自己啓発本や心理学の本などを読みあさりました、全部で数百冊単位で読んだと思います。しかし、読んだときは明るく前向きになるものの、人前に出るとなんとなくぎこちないし、どんどん自分に自信をなくしていました。

それが解決しないままに大学へ進学しました。できるだけ家から遠く離れて気分を変えたいと思い、北海道は函館を選びました。新天地では今までと違う北海道ならではのあけっぴろげさという気風もあり、今までよりは楽しく過ごせました。しかし根本的には悩みが解決していませんでした。なんと言えばいいのかわからないのですが、なんとなく不安だったり自信がなかったり・・・ちょっとしたうつ症状みたいなものだったかもしれません。喉もいがいがしていて、咳払いをずっとしていました。テスト中にうるさくて、クラスメイトに怒られたこともありました(笑)それほどひどかったのです。あ、歯ぎしりも癖でした、そういえば・・・

大学卒業後は富山に戻り、バンド活動していました。レゲエ・ジャズ・ポップスなどをキーボードで演奏していました。 その頃書籍でアレクサンダーテクニークを知り、自分の演奏を良くしたいという思いと、実は自分の精神的問題を解決したい、もっと強い自分になりたいという思いで名古屋のATJに通うことにしました。

初めてワークを体験したときは、ピアノを弾き語りするところをレッスンしてもらったのですが、声がいつも以上にでるということに驚いた記憶がありますし、体が変化することで気分も生き生きしてくることにとても興味が湧きました。そのあとも普通の生徒として年に数回、富山から通っていました。この時は大して知りもしないのに他人にワークを説明したり、頭でっかちでワークを実践できているとは言い難い状態だったなと今では思います。(「頭でっかち」これが自分の習慣だと気づいたのはずっと後のことでした)

ワークの面白さと、これなら自分の問題を解決できるかもしれないし、教える側になればもっと深くワークを理解できるかも・・・と思い、自分自身も教師を目指すことにして、2013年に名古屋のATJ教師養成コースに入学しました。仕事や住む場所を変えるのは意外とワクワクしましたし、人生がと変化していくのも楽しみでした。仕事はサラリーマンSEとしてソフト開発をやりながら4年間授業に通いました。

ワークを進めていくにあたって、何かにつけて自分の脊椎が長いままで動けるようにと思いながら日々行動していくということを実践していました。それでも身長が長くなり(受ける前に比べて2.5cm伸びました)精神的にもなんとなく弱々しかったものが、元気になって明るくなってきました。が・・・あれ??自己観察は??

このワークは「自己観察」を通じて自らの心身でやっている「習慣」を見つめ直し、具体的な行為を変えていていくものです。が、当時の私は、「ある正しい知識」をもとにそれを実践するというような考え方でずーっとワークを進めていました。これは学校の勉強で、とにかく知識を詰め込んでいくという習慣的やり方を、ワークにもそのまま当てはめていたのかもしれませんし、ピアニストとして楽譜を吟味せずにとにかく弾くという練習方法でやってきたことが影響しているのかもしれませんし、他にも生育歴とかいろんな要素があるかもしれまん。がどちらにしても、自己観察が無ければワークは進みません。それが全然わかっていなかった、つまり習慣に基づいて動いていました。

「正しいこと」なんてないのに、それを求めて生きる・行動する・・・そういう根本的な人生の習慣が自分自身の心身を息苦しいものにしていたのだと、今では思うわけですが、それに気づくのにとにかく時間がかかりました。言われても言われてもわからなかった、ということは見ないようにしていたのだと思います。ワークの中では、丁寧に自分自身の考えや行為を見直していくということが必要になってきます。その時見たくないことや目を閉じておきたいことがあるかもしれません。しかし、その目を塞ぎたくなるような自分の習慣こそ、それが解決した時に人生の「お宝」に変わるのだと今では思います。

それに気づいてからはいろんなことがさらに変わってきました。日常を明るく生きられるようになったし、表情もかわったねなんていわれることもあります。自信があろうがなかろうが、不要なことはやらない、必要なことをやる、これです。考え方を変え、行為を変えれば人生はどんなふうにでも変えていけるということがわかった今、このワークは誰にとっても使えるものだと確信しています。それは、人間の意識にはそれだけの力があるからだと思います。

FMアレクサンダーが100年前に著書の中で言っていた生命力の低下が、現代ではさらに悪化の一途をたどっているように見えますが、一人一人がワークを通じて意識調整していくことで、人間のイノチがみずみずしく沸き上がってくるような人生を生きることが可能だと、このワークは教えてくれます。ぜひ共にワークを学び、人類の最高遺産である「意識」を使う方法を、研究したいと思います。

【参考:昔と今の写真比較】

参考までに?過去の自分と最近の自分の写真を乗っけておきます。左が2017年、アレクサンダー教師コース卒業後、右が2012年の教師養成コース入学前です。右側の写真ではかなり脊椎を縮める動きをしているのが明らかにわかりますね笑 この時は精神も体もボロボロだったと、今では思います。嘘つきだったしね笑
いやー、いまはだいぶ気楽ですよ、ハイ。

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